毎週金曜日のこの時間は、人や物にこだわらず、
とにかく俺の気に入ってるモノを紹介したいと思う
第2回目の今日は、俺の思い出のマンガを紹介しようと思う
[イオナ]この漫画は、20年ほど前、スピリッツで連載されていた、
小学校を舞台としたギャグ漫画である
主人公は、小学5年生の男の子。
以降、中学入学まで連載が続く。
その子のクラスに、臨時教師として、
とんでもなくド派手な女教師が赴任してくることで、話が始まる
どれくらいとんでもないかというと、初登校時に酔っ払った上、
薄いコートの下には、ブラとパンティー1枚という姿
結構衝撃的だったと、今でも覚えてる
(てか、実際のファーストコンタクトが、もっと衝撃的だけど…
)
それ以降も、連載が続けば続くほど、
髪型も服装もドンドンド派手になり、
全く小学校には似つかわしくない格好になっていく
はその一例
また、行動も破天荒なところがあり、
主人公の男の子1人誘って、授業をさぼり、
遊園地に行ったり、飲み屋に連れてったり…
お金の請求は、主人公のお父さんに回ってくるんだけどね
クラスメートも結構色濃くて、
その先生に反抗的な態度をとる委員長だったり、
どうしようもなくアホな隣に住む友達だったり、
とっても個性的な顔立ちの女の子がいたりと、結構楽しめる
この漫画のもう一つの楽しみ方は、
1話1話のタイトルが、洋画のタイトルがつけられていること
因みに第1話は、「未知との遭遇」
この作品は、多分作家のほぼデビュー作で、
第1話とかはそれほど絵もきれいではないが、
上達するにつれ、かなりきれいになるので、
この女教師の突拍子さも際立ってくる
なぜこの作品をここに書いたか、
単に一番好きな作品って理由もあるが、もう一つ理由がある
まぁ大したことではないが…これを読んでた頃って、
俺、自分がゲイであることは重々わかっていたが、
一切ひた隠しにし、ずっとノンケのように生活していた
全くゲイ活動をしていなかったんだ
ま、それも限界が来て、なんだかんだ活動を始める訳だけど、
10年ほど前のbadiを読んだ時、
あるライターがこの作品を取り上げてて、すごく高評価していた
それを読んで、『あっやっぱこれって、ゲイ受けする作品なんだ』と思ったんだ
でも、なかなかそれを紹介する場もなく、結局今に至るって感じ
もし漫画喫茶でも行った際、目についたら、ぜひ読んでみて